【2019年9月6日更新】スパルタンレースオフィシャルガイドにて本レースからの変更点や当日の注意点が発表されました。
どーも、スマダン管理人のsmAsh(@smAsh_smAsh01)です。
今回はいよいよ開催が近づいてきたSpartan Race Niigataについて、当日のコース予想や、障害物の攻略法、いまからどう言った対策を講じることができるかまとめておきたいと思います。
なお、これまでのイベントの流れとして、レース本番の約1週間前に事前にコースの全貌が公式サイトよりアナウンスされています。
ですが、そこからいろいろと対策を考えても今回は少し不安かもしれません。。。
なんと言っても、今回、BEASTというスパルタンレースの中でも最も過酷なコースが日本で開催されるからなんです!
改めて、スパルタンレースにおける3つのレベルを紹介しておきますね。
その前に、新潟に参加されるみなさま、すでに宿泊先の予約はお済みでしょうか?
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スパルタンレースにおける3つのコースとは?
Spartan レースは世界規模の革新的な障害物レースです。年間 130 以上のレースが世界中で行われており、主に 3 段階の距離、障害物数、チャレンジレベルのレースを提供しています。Spartan Sprint(3+ マイル、20+ 障害物)、Spartan Super(8+ マイル、25+ 障害物)、Spartan Beast(12+ マイル、30+ 障害物。コースには泥、有刺鉄線、壁、ロープ、炎といった独自の障害物があふれています。3 つすべてのコースを制覇するために自分に挑戦し、 三連勝一族のメンバーになりましょう。
2018年までは、日本でSUPERまでしか挑戦することができませんでした。
スパルタンレースの一つの称号として、SPRINT,SUPER,BEASTをすべてクリアした時、完走したことを証明する「完走メダル」の破片がすべて組み合わさり、「トライフェクタ」という称号になるんですが、これが、1年以内(1月1日〜12月31日)に全世界で開催されるレースの中でクリアしないと達成したことにならないのです。
つまり、これまでは、日本国内でトライフェクタを達成することは不可能であり、昨年度トライフェクタを達成した人たちは、少なくとも1つ以上のレースを海外まで行って完走しなくてはいけませんでした。
それが、今回日本国内で達成できるとあって、BEASTに出場される方も多くおられるみたいです。
ちなみに、2019年度シーズンは国内にてすでに2回レースが開催されており、順当にきていれば、今回でトライフェクタを達成する方が生まれることになります。
過去2回のレースについても記事にまとめていますので、ぜひご参照ください。
しかし、BEASTについては、やはり過酷さを極めるため、SUPERやSPRINTと同等のトレーニングをしていても達成が難しいとも言われています。
その理由として、コース全長がSUPERの約2倍、それに加えて、障害物も30個となり、筋肉をつけるのはもちろん、障害物をクリアし続ける筋持久力や、そもそも21Kmを走りきる体力も必要となり、まさにスパルタンレースとなりそうです。
さらに追い打ちをかけるのが、今回の新潟、冬シーズンになるとスキーやスノボーをされる方に有名な「GALA湯沢」にて行われるんです。
そう、今年2回行われた千葉、会津若松は言うなれば、会場の起伏という点で言えば平坦に近いコースだったといえます。
それが、今回はスキー場開催ですので、普通のランニングではなく、トレイルランを行う感覚で臨むのが懸命であると考えます。
では、過去にスキー場開催はなかったのでしょうか?
2018年に行われたMINAKAMI SUPERを振り返る
実は、日本でも2018年に宝台樹スキー場にて開催されました。
その際はSUPERのコースだったのですが、やはりスキー場ということもあり、とにかくアップダウンがしんどかったですね。。。
ちなみに、動画もいくつか挙がっていたので、ご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=PB04k3w9oYw&t=78s
走ってみたイメージとしては、「ゲレンデ(だったところ)の初級コースから上級コースまで走って上がる」という言い方が正しいかもしれません。
しかも、単純に登るだけでなく、初級のコースは特に登ったり降りたりを繰り返しました。つまり、せっかく登ってきたコースを折り返してまた降りてくるんです。
これが、かなり足にきます。。。
しかも、ほぼ頂上のあたりまで到達すると、そこから一気に初級コースまで降っていくことになり、足のブレーキをかけながら、ほぼ滑り降りるような形で降りていくことになりました。
ですので、普段はいくら走ることが得意な方でも傾斜の登り降りに慣れておかないと苦戦を強いられるのかもしれません。
ですので、トレイルランや、ランニングマシンでも傾斜をかけて走る等のトレーニングが必要ですね!(僕も現在傾斜をかけて走りこみを行なっています)
トレイルランのテクニックを身に着けるのもよし!
僕も先日トレイルランを行いましたが、かなりスキー場のアップダウンを意識したトレーニングになりました。
ちなみに、トレイルランについては、専用のランニングテクニックが存在しているため、お時間ある方はトレーニングの一環としてご参考いただくことをおすすめします!
実際のレースでは足が攣ったりしないの?
ちなみに、例外なく、過去のレースでは足が攣って大変なことになりましたので、以前から紹介している「2RUN」を持っておくことをお勧めします!
前回の会津若松では、レース前に2RUNを服用していたため、一度も足を攣ることなく完走することができました!
また、今回はタブレット等、手軽に摂取できる栄養補助食品の用意も推奨されています。
その他、今回のレースではハイドレーションバック(トレランザック)が強く推奨されたり、ヘッドライドも推奨されています。
それだけ過酷を極めるということですね!
2RUN以外にも、必要なタブレット類等は載せておきますね!
トレランザックについては別記事でまとめていますので、そちらをご覧ください!
また、ヘッドライトもぜひご用意をどうぞ!
障害物どうなるのか?
障害物についても、SUPERからさらに5つ追加され、合計30個の障害物が参加者の行く手を阻みます。
今回初登場のBEASTですが、海外ではすでに開催されているので、そちらも動画を載せておきたいと思います。
個人的には、海外のレースの方がよりハードの箇所があると考えています。
裏を返すと、少し日本のコースの方が優しくはなっていると予想します。(とはいえ、BEASTなので過酷にはかわりありませんが。。。)
僕なりの研究法としては、一度過去のレースをyoutubeなどで見てみて、どういった障害物が登場してきたのか把握しておくことをやってきています。
初見でいきなりどうやって攻略しようかと思うよりは、「あっ、youtubeで見たやつだ!」となる方が、心理的なハードルはグッと下がるからなんです。
障害物を乗り越えるためには、筋トレ等でしっかり体作りを行なっておくのが大事ですので、日頃からトレーニングを行なっていきましょう!
NIIGATAから適用されるルール変更点!
2019年9月6日にスパルタンレースのオフィシャルガイドが発表され、その中で、今回のレースから適用されるルールの変更点が発表されました。
特にBUCKET CARRYとATLAS CARRYのルール変更は、かなり難易度を下げてくれる内容となっています!
BUCKET CARRYは持ち方が自由となったため、これまでの持ち方制限が解除され、より持ちやすい位置で運べるようになりました。
ちなみに、これまでの持ち方ばこちら。
続いて、ATLAS CARRYについては、フラッグを往復する間に一度鉄球を下ろして、バーピーを5回する必要がありました。個人的に、一度下ろした鉄球を再度持ち上げるのはとても大変だったんです。
それが、一度持ち上げて往復に変わったので、だいぶタイム短縮に繋がると思います。
以前のATLAS CARRYはこちら。
コースマップ公開!レースの攻略法をご紹介!
2019年9月9日 スパルタンレースオフィシャルサイトよりコースマップがアナウンスされました!
各障害物のみの記載はこちら。
序盤はひたすらアップし続ける
今回のコースの特徴として、スタート直後よりひたすら走って山を登るといういきなり過酷な展開が待ち受けています。。。
これは、トレイルランや傾斜をかけたトレッドミルの練習をしておいた方が持久的にも耐えられると考えられます。しかし、序盤は障害物も特に出てこないため、まだ足以外のスタミナは残すことができそうです。
いきなり11連続の障害物!
無事山を登ってきたとしてもそこに待ち受けるのは11個の障害物たち。
しかも、腕を使って登るものや、鉄球、重りを持ち上げる等、万遍なく参加者の体に乳酸が貯まっていくことになります。
中でも、成功率が少ない「Monkey Bars」や「Hercules Hoist」も序盤に含まれていますので、序盤とはいえ、予断は許されません。
さらに、この後山の中を走っていくため、ここで体力を消費してしまうと後半がよりきつくなってきます。
11個の障害物を乗り越えると、ここでBEASTとSPRINTでコースが別れていきます。
中盤は山の中を走りつつ、障害物が点々と出現
中盤は連続した障害物こそないものの、腕を使う系の障害物が多数出現します!
Jerry Can Carryは前回の会津若松でも出現していた水をひたすら運ぶ障害物です。(これが一番しんどかったです笑)
前回の動画等は会津若松のレース内容を参考にしてくださいね!
また、初登場となるのが、「Tyrolean Traverse」です。
これは、まさにレスキュー隊の訓練と言っても過言ではありません。。。
この後、次はSASUKEを彷彿とさせる「Twister」が出現します。
最後の仕上げは過酷なトレイルラン+おなじみの障害物
ここまでくると、おそらく満身創痍だと思いますが、残りの障害物はSPRINTと合流するため、スパルタンレースおなじみの障害物たちとなります。
特に、Jerry Can Carryをしたはずなのに、またもやBucket Carryが現れるんです。(水の次はバケツを持ってひたすら歩きます。。。)
ただ、ルール変更があり、持ち方は自由となりました。(が、しんどいには変わりありません。)
その後、Multi Rig等あるものの、根気と体力でゴールに突き進むのみとなります!
どうです?とてもしんどいのがわかったと思います笑
毎回攻略を説明してくれる翔さんの動画をご紹介!
毎回、レース直前になると様々なyoutuberの方が障害物の攻略方法等挙げていただいているのですが、中でも、翔さん(翔のTokyo Fitness日和)のコース攻略法はとてもわかりやすかったです!
ぜひ、レース当日までに一度は見ていただくことをおすすめします!
また、動画の中では、これまでこのスマダンでも取り上げさせていただいたマグオンをご紹介されてましたね。足が攣るのは毎レースとても大変なので、ぜひご用意いただくのがよいと思います。
【後日談】本日参加したスパルタンレースにて、翔さんとお会いすることができました。実は、翔さんもダンスをされているとのことで、レース後の少ない時間にも関わらず、いろいろとお話することができました。ありがとうございました。
なお、障害物の攻略法として、Jerry Can Carryのトレーニング方法等も紹介されてますので、次回のスパルタンレースに向けてトレーニングしていきましょう!
【過酷度MAX】SPARTAN RACE 2019 NIIGATA 完全攻略法を考える【スキー場開催】 まとめ。
今回は9月15日に開催されるSPARTAN RACE NIIGATAについて紹介いたしました。
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