【ついに判明!?】ダンスが一番上手くなる練習時間はどのくらい?【短時間集中】

どーも、スマダン管理人のsmAsh(@smAsh_smAsh01)です。

今回はダンスにおける「練習時間」の考え方についてまとめてみます。




ダンサーの方々は練習時間や練習内容に至るまで本当にバラバラなんですよね。

僕がよく質問を受ける内容の一つとして、こんなことがあります。

「毎日◯◯時間練習しているのに、全然上手くならず、ダンスバトルでも勝てないんですがどうしたらいいですか?」

ここで一つ気づいてほしいのが、この質問には一つ大きな勘違いがあります

それは、「練習時間を増やしたら必ず上手くなる」という勘違いです。

これは、学生時代に体育系の部活動をやっていた方が陥りやすい考えかもしれません。

では、どの実際どの程度練習したら効率的に上達できるのか、少し身体的な観点から紐解いてみます。



目次

いっぱい練習したら必ず上手くなる!は、大間違い

 

ダンサーの方々は暑い日も寒い日も、時には深夜練(オール練)と呼ばれる、深夜から朝まで練習することもあります。

ダンスをされている方は分かると思いますが、ダンスって、正直言って完成系が存在しません。

だからこそ、日夜自分の理想となる動きを求めてひたすら反復練習をしているんですよね。

では、次にダンスを「練習する」ということを各要素に分けてみます。



「フィジカル」と「メンタル」

話が少し変わりまして、僕なりにダンスを大きく2つの要素に分けるとすると、「フィジカル」と「メンタル」に分けられると考えています。

フィジカル(肉体的)= キレやメリハリ等、自分が思った体の動きができる
メンタル(精神的)= 自分なりの動きや、ルーティンを発想する
最終的に、ダンスをされている方はこのフィジカルとメンタルの双方から練習を行い、俗に言う、「自分自身が理想としているダンス」を目指しています。
フィジカル的な練習で言えば、ひたすら鏡の前で自分の動きを確認しながら踊ったり、自分がやりたい技をできるまで反復練習するという、まさに体を動かして上手くなるというのが当てはまります。
そして、一見するとあまりなじみが無いかもしれませんが、メンタル的な練習は、動くのを止めて自分なりの動きを発想したり、あるいは、他の人のダンスを見て、「あっ、あの動きを自分なりにアレンジするとこんなダンスできるかも!」といった、体を動かす以外に考える時間も立派なダンスの練習時間です。
では、次にダンサーの方々がしばしば陥る練習あるあるを紹介していきます。



急に動けなくなる、やる気がなくなって練習したくなくなる。。。

ダンスをされている方がしばしば練習で経験したことがある「練習あるある」についてですが、練習していてこんな経験、したことありませんか?
やる気満々で練習しにきたのに、しばらく練習したら急にやる気がなくなった。
最初は元気よく踊ってたのに、急に体に力が入らず、疲れがどっと出てきた。
最初はぽんぽんいろんな動きが思いついてきたのに、急にぼーっとしてしまった。
そうなんです。練習の最初は自分自身も納得できる練習ができていたはずなのに、あるタイミングを超えてくると急に練習効率は落ちます。
しかし、ここで、「練習時間を増やせば絶対上手くなる」という考え方をしていると、それでも練習しなくちゃ上手くならない!と考えがちです。



実は、何を隠そう、僕も上記のように、毎日絶対練習しないとバトルで勝てない!と信じこんで、毎日ほとんどの時間をダンスに費やしてきました
もちろん、練習量を増やす前と増やした後で自分のダンスを見比べてみると、確かに増やしていた期間の方がある程度自分の理想とするダンスはできているに見えていました。
しかし、一方で、そんなに練習はしていないけれど、確実にダンスが上達していく人たちもいます。
練習量であれば、圧倒的に僕の方が多いはずなのに。。。なんで?
と疑心暗鬼になってしまう時もありましたが、ここで、練習時間を増やすことが上達するための絶対条件ではないということに気づくことができたんです
では、実際にその違いはどこにあるんでしょうか?



「集中力」という観点から見たら一目瞭然だった!

実際に少ない練習時間でも上手くなっている人たち全てが意識的に実践しているかは分かりませんが、実は、フィジカル、メンタル、どちらもパフォーマンスを最大限発揮できる時間って限られているんです

いや、これめちゃくちゃ重要なので、もう一度言いますね。

フィジカル、メンタルともにパフォーマンスを最大限発揮できる時間は限られています!

個人差はあるものの、これを意識するとしないとでは、練習効率や練習内容の組み立て方がガラッと変わってしまいます。

では実際にフィジカル、メンタルそれぞれどの程度が最大値になってくるんでしょうか?



フィジカル、メンタルともに、タイムリミットは90分

今回伝えたかったことはここに集約されているのですが、実は、フィジカル、メンタルともに、90分間がタイムリミットとされています。

これは科学的にも証明されており(諸説ある中の一つではありますが。。。)、90分を超えると、フィジカルであれば、オーバーワークとされ、メンタルであれば、集中力切れとなってしまいます。

もちろん、個人差はあって当然なのですが、実際振り返ってみるとどうでしょう?

長時間練習していると、だいたい90分超えたあたりから「あれ?おかしいな?」となることが多いことに気づくはずです。※そうでないことももちろんあります(笑)

また、フィジカルの面であれば、筋トレをこだわっている人であれば聞いたことがあるかもしれません。

90分以上筋トレをするのは逆効果

適度な運動は体にいい。実際、「運動で寿命が延びる」ことは医学的にも確認されている。台湾の国家衛生研究院が41万6175人を平均8年間追跡した調査によると、「毎日15分、中程度の運動(ウォーキングなど)をする人」の死亡率は「まったく運動しない人」より14%低く、平均寿命が約3年長い。さらに1日90分までは、1日の運動時間が15分増えるごとに死亡率が4%ずつ下がっていく(Lancet. 2011 Oct 1;378(9798):1244-53)。

ただし、注意してほしいのは「適度な運動」ということ。運動はやればやるほど体にいいわけではない。この調査でも運動する時間が1日90分を超えた場合、死亡率は変わらなくなった。それどころか、運動のやりすぎは健康を損ねることさえある。

よく知られているのは筋力トレーニングのオーバーワークだろう。筋肉に負荷をかけると、いったん筋肉の細胞が壊れ、回復するときに以前より細胞が増えることで筋肉が太くなっていく。ところが毎日激しい筋トレを続けると、細胞の回復が破壊に追いつかない。その結果、逆に筋肉が細くなってしまうのだ。

引用:NIKKEI STYLE

ということで、90分は練習時間の一つの目安になると考えられます。

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単に練習時間を減らすだけではダメ!

今回は90分が一つの効率的な練習時間であるとお伝えしました。

ただし、ここでも勘違いしてほしくないのが、じゃあ練習時間を減らしても90分だけ練習したらダンスが上達すると思うとそれは大間違いです

今の練習内容で時間だけ減らしても、正直言ってそこまでの効果は期待できません。

むしろ、減らした分だけ、練習を工夫しないと90分のパフォーマンスを最大限に利用できないんですよね。

だから、これまで以上に練習内容について考え、ダラダラ練習するということを避けましょう



【ついに判明!?】ダンスが一番上手くなる練習時間はどのくらい?【短時間集中】まとめ。

今回はダンサーの練習時間について、どの程度が一番上手くなれるのかまとめてみました。

長時間練習すると上手くなる!は絶対ではない。
フィジカル、メンタルの観点から、最適な練習時間は「90分」※個人差あり
練習時間を短くした分、練習内容を工夫するべし!
練習時間はあくまでも目安の一つでしかありませんが、僕自身、90分という練習時間を意識した練習をした方が確かに効率も上がり、筋トレやブログ執筆等、他のやりたいことにも時間を利用することができるようになりました!
いくら練習しても上手くならない!という人は、一度90分最大限に使って練習することをおすすめします!



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